あかいどうぶつ病院  

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避妊に関して

2015.07.01

避妊というと、元気な子なのになんで手術しなければならないの?かわいそう!という意見を聞きます。


避妊は単に今飼われているコの子供をとる、とらない、といったことのみではなく、今飼われているコ自身の将来にかかわります。

子宮の病気、たとえばイヌ(非常まれにネコ)の子宮蓄膿症は子宮に膿がたまり敗血症で亡くなる病気です。基本的に緊急手術となりますが、その時高齢になっており心臓や腎臓等に問題があれば、一か八かの手術となります。性周期に関連した病気なので、避妊手術で予防できます(未避妊のワンちゃんは死ぬまで性周期が持続します)。

ウサギに多い子宮の腺種は肺に転移しやすく転移すると呼吸困難になりますが、ウサギは呼吸が苦しいことを表にあらわさないので呼吸困難が表面上明らかな時にはかなり進んでおり、病院に連れて行くためキャリーに入れる、病院で診察する、といったストレスでも簡単に亡くなる可能性があります。予防としてウサギでは卵巣摘出のみではなく子宮摘出を含む避妊手術が必要です。

乳腺腫瘍は殊にネコで悪性のガンであることが多いですが、悪性の乳腺ガンの悪いところはウサギの子宮腺癌同様に他の臓器、殊に肺に転移しやすいことです。乳腺腫瘍は最初の発情(5~6か月齢ごろ)の前までに避妊手術をすれば、100%と言えないまでも非常に高い確率で乳腺腫瘍の発生を抑える、といわれています。

避妊は健康な状態を後まで維持するための手術なのです。そして手術は、殊に全身麻酔が必要であれば、一般的に若くて健康であれば安全に行うことが出来ます。当院ではイヌ、ネコの場合6~7か月以降から遅くても5~6才までの避妊をお勧めしています。

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